2010年1月5日火曜日

バンクーバー(ビザ面接)

午前9時前に申請費用振込のために銀行に行くと、既に数人待っていました。みんな同じ用紙を手に。前の人に話しかけると彼はH1Bの申請。去年までミネソタで学生してたんですって。「さむかったやろ?」って聞いたら「そうや、ミネソタが一番寒い州やねんで。」知りませんでした。シャンペーンは今朝マイナス15℃、ミネソタはマイナス25℃。参りました。

9時半の面接予約時間のラインに並んでからセキュリティーチェックを済まして入館すると待合室には既に大勢の人が。受け取った番号は60番。最初の30分に50人くらいいる訳ですか。先が思いやられます。2時間経ってようやく上階の面接室に呼ばれます。だったら最初から面接予約を11時半にしてください。9時半に間に合わせるために開店前の銀行に並んでるんですから。そして面接室にに入るにもセキュリティーチェック。絵に描いたような二度手間。さらに面接室でも20分待ち。ね、だ〜か〜ら〜、予約は12時でもよかったですよねぇ。

面接室で待ってるときにおこったちょっとした出来事。僕の5人くらい前の学生らしき女の子、 面接中に泣き出しました。どうやら申請が通らなかった様子。「なんでぇ?なんでぇ?だって従兄弟も親戚もみんなアメリカにおんのにぃ!!」と面接ブースで泣きじゃくっています。面接官の男性は「ごめん、でも無理なもんは無理。」細かい事は分かりませんが、そんなん目の前で起こったら 動揺します。

ところがそんな心配をよそに僕の面接官は陽気な女性。
「学生ビザね。何の勉強?」
「化学の博士課程です。」
「うわっ、かっこえぇ。学生ビザは初めて?あ、前にもとってるね。」
「はい。でもそれは英語学校のためで化学とは何の関係もありません。
「あ、ホンマや。そう書いたある。あんた英語うまいで。学校よかってんなぁ。ほんで今は?」
「いまはJ1(交換研究者ビザ)です。大学でビジティングスカラーとして働いてます。」
「お、やった。仕事見つけれてよかったなぁ。その前にとってるJ2(J1の配偶者)は?」
「それは相方が先にポスドクの仕事を見つけたので。」
「ほんでJ2やねんな。了解。ほんで奥さんはいまもJ1やねんね。」
「いやぁ、ちゃいます。じつは、、、、

〜うちの状況説明〜

という訳で、今はH1Bです。」
「ぎゃはっは、何それ、あんたらうまいことやってんなぁ。よっしゃ分かった。あなたに学生ビザを発行します。ほんで今のJ1ビザの契約残ってるやろ。それもアクティブなままにしといたるわ。」
「えっ、、、、、、そんなん可能なんですか?」
「うん。でも入国審査のときに新しいビザのページを見せるように気ぃつけや。」
「あ、ありがとうございます。」
「で、アメリカかえるのいつ?」
「あさっての朝です。」
「ほんまは24時間以上かかる事になってるけど、明日の2時には出るようにしといたるわ。」
「助かります!!」

という訳で3分で終了しました。

三分×60人÷面接官4人=45分

なんで3時間も待たんとあかんかったんやろ?????????

3 件のコメント:

  1. 面接官は関西の人だったんですね

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  2. のりは、ね。あとこっちの希望と,ね。

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  3. どこでもお役所仕事ってそんなもんだね。

    うちも昨日ビザの延長と、悠斗の新規登録を済ませました。

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