2009年12月31日木曜日

大晦日

お友達の綾乃さんに手伝ってもらい,おせちの用意も終わりました。これでやっと新年を迎える事が出来ます。

大学院への進学と同じ頃に妊娠が発覚し、様々な心配事を繰り返した春先。相方の両親がシャンペーンを訪問してくださった頃からお腹の中の赤ん坊を実感できるように。その後は毎日元気に動き回る息子とお腹越しの会話を繰り返し、来るべき日を二人で待ち望んでいました。割と長めの二人っきり生活に一人入ってくる不安もありましたが、脩登が人並み以上に立派な体で生まれてきてくれてから2ヶ月半、今こうして大晦日の晩にくつろいでいると、「しあわせやなぁ」と素直に思えます。かわいい、たのしい、たのしみな新入りです。

今朝僕たちがおせちの準備を始めた頃に日本では新年を迎え、夕方おせちが完成した頃には妹の住むドイツでも新年を迎え、今ここアメリカは未だに旧年が3時間も残っているとなんとも締まりのない年越しですが、それでも同じようにシャンペーンの3人を2010年もどうかよろしくお願いいたします。

2009年大晦日            安井規雄

今年最後に、今年最高のご機嫌を見せてくれた脩登をお送りいたします。


2009年12月30日水曜日

お正月気分

今日30日からおせちの準備を始めました。

今年はさすがに2ヶ月の赤ん坊を連れてシカゴのミツワへの買い物遠征はは出来ません。シャンペーンで手に入るものだけで何とかします。ただ、黒豆だけは法隆寺から送ってもらったので楽しみです。

毎年ちゃんとおせちは作るようにしていますが、なにせ町の雰囲気がいわゆる「年の瀬」では無いためにもう一つお正月気分にはなれません。大晦日も普通に仕事してますし、クリスマスが終わってしまえば町がシュンとしてしまったようになります。門松や七五三縄、初詣で、紅白歌合戦、除夜の鐘、,,,,,,,。いろんなものを懐かしく思えます。おせちとお餅つきはそんな正月気分をつなぎ止めていくための最後の砦です。

2009年12月29日火曜日

おおらかと鈍感と

たくさんのお客さんが来ていつもとはかなり違う雰囲気だったにもかかわらず、ぐずったりせず良く寝ている脩登です。

相方は鈍感すぎやしないかと心配し始めていますが、半分はぼっとしてるエピソードにはことかかない幼少時代を過ごした僕の遺伝子。少し様子を見てみてもいいんじゃないかと思ってます。

ところで今日のお客さんには4歳児も含まれてましたが、彼らの英語の発音が良すぎて「もう一回ゆっくり言うて」を連発してました。四年後は脩登に発音を直してもらいます。

餅つき

年の瀬です。

クリスマス前に一斉にいなくなったアメリカ人達がちらほらラボに戻ってくると、今度はお正月に向けてアジア人達が休みに入ります。僕も今日で仕事納めにする予定です。

相方は今日,ご近所の奥樣方とお餅つき。ここに来てから年の瀬の恒例行事になりつつあります。今年のできばえはご覧の通り。相方もだんだんと上達しているように思います。法隆寺の実家で鍛えられた成果でしょうか。
実家では毎年30日に杵と臼で餅つきをするのですが、渡米以来手伝えていません。重労働なので心配ですが、さっき電話をすると今年もちゃんと弟が帰省して手伝っているようで安心しました。

2009年12月27日日曜日

雪景色

雨はクリスマス明けに〜♪、雪へとかわったのでした。

土曜日の夕方、

今朝、
予報では今日は一日雪ですって。気温はマイナス6℃。外には出ません。っちゅうかこの4連休出てません。


秋にはこんな感じだったんです。

2009年12月21日月曜日

くりすますのひと

ちかぢかクリスマスってもんがあるらしくって、周りの大人は浮かれてる。それでこないだロミオのうちに父さん,母さんと遊びにいってきた。

そしたら途中で赤い服来た白髪のひげのじいさんがやってきて、なんか「プレゼントやでぇ」ってくれってゆうてへんのに勝手にぬいぐるみを置いていきよった。あんた、誰やねん?! アメリアねえちゃん、なみねえちゃん、まさひろにいちゃん、あやねねえちゃんはめっちゃよろこんでたけれども、知らん人,しかもじいちゃんやで? なんでそんなにうれしいのん? おれとロミオとはつゆきちゃんはまったく意味分かれへんかった。人の家突然上がり込んでくるわ、年甲斐も無く真っ赤な服来てるわ、白髪やのに眉毛は黒いわ、へんなおっちゃんやったわ。

2009年12月18日金曜日

のりが気になる事,

イリノイの冬はとても寒い。

これは事実ですが、実は建物の中はずいぶんと暖かいのです。大学のような公共の建物はもちろん全館暖房が動きっぱなしですし、アパートでも水道管が凍らないようになのか、契約書に「○○℃以下にはしないように」という一文が必ずあります。だから僕は今もTシャツ一枚でこのブログ書いてます。

のりは最近脩登の鼻が気になって仕方がありません。鼻づまりがでてきて、時々苦しそうに息をしているのです。そこで見えるものは綿棒で、奥のジュルジュルしたものは病院でもらったスポイトでなんとかとってあげようとしていますが、スポイトはあまり効果的ではありませんし、綿棒は運がよくないと鼻くそをつれて出てきてくれません。脩登も嫌がるのであまりしつこくも出来ず、何とかならんもんかといつもいつも脩登の鼻の穴ばかり気にしているのでした。

そんなる日,のりが脩登の寝床でこんなものを見つけました。
気がつくと脩登は気持ち良さそうに息をしています。そうです、どうやらこの豆みたいなかりかりの粒は脩登の鼻から出てきたようです。暖房の乾燥が強くて鼻水もこんなのんになっちゃうんです。加湿器はつかってるんですが、、、、、、。

ないすばでぃ

木曜日は脩登の2ヶ月検診でした。

体重、5.92kg、身長60センチ。
ドクターが見せてくれたチャートでは体重も身長も上位30%くらい。アメリカ人に混じってこの大きさは立派じゃないでしょうか。

頭の大きさは平均以下らしいです。僕はそれはそれは大きな頭をしてますし、実際脩登が生まれてきた時は頭が大きいと医者も行ってましたし、てっきり「頭の大きな子」のつもりでいました。ところがところが、です。頭も大きくなく、しかも絶壁じゃなく、なで肩じゃなく、と僕のコンプレックスになりうる身体的特徴はうまい事受け継いでいないようです。

でもWolframAlpahは違う事言うてる,,,,,,,。
http://www.wolframalpha.com/input/?i=66days+baby

ぬか喜びはやめとこ。

うちの父親曰く「器は大きい方がええ、中身は後から詰めれる」
果たしてこの頭、大容量か?

学期終了、そしてトラブル

更新がストップしていましたが試験のためです。

今朝最後の試験が終わったので、これで学期終了です。あとは採点結果を待つだけです。月曜日に終わった一つ目の試験はもう採点が終わっていました。この授業、とても難しいので有名なんです。今まで三回あった試験は150点満点で平均がいつも80点前後、今回のファイナルは250点満点で平均がなんと90点。4割も解けたらいい方なんですね。僕としてはかなり手応えが無かったので心配していたのですが、十分にいい点数がとれたのでかなり今調子に乗ってます。

試験が終わって、ほっと一息しているところに水を差す出来事が。とてもアメリカらしいですよ。実は僕のクラス登録が完全に行われていなかったのです。

現在持ってるビザの関係で、このセメスターは直接クラス登録をする事が出来ませんでした。そこでAcademic Outreach Departmentというところを通して登録するとちゃんと単位をもらえ、後に化学科へ単位をうつすことができますよ、との事。早速手続きをしたのでした。通常の登録と違うのでそれなりに手続きは多いのですが、それでも順調に事は運んでいました。最後はクラスを教えている教授に承認をしてもらって僕がやらないといけない事は終了。あとはAODが登録をしてくれるだけ。確認すると「大丈夫、もう終わるからしんぱいないよ」といわれその後はクラスの宿題、試験に追われていったのでした。

ところが、「成績つけたいんやけれども君の名前、システムにないよ」と、教授。げげげ、そんなはずは!!でも確かに最終確認せんかったなぁ。学科の事務で確認してもらったところ、どうやら大学院の元締めみたいなところが「学生ビザを持ってこの大学に来てるって報告してない」との理由で保留してたのです。「だ〜か〜ら〜、学生ビザが無いからわざわざめんどい事してクラス登録しとるんや。今更そんな理由で保留にしてもろても全く意味不明なんじゃい!」。しかし何とか保留条項を取り除いてもらわなければ行けないので、今度は留学生センターに。ここの人はいい人たちです。何度か手続きや相談で来ましたが誰にあっても親切です。今回も事情を説明すると「そらへんなルールやね。よっしゃ、その保留条項何日かだけ外したる。」へっ、そんなに簡単なん? だって俺おたくらに学生ビザ持ってる証明できひんよ?と聞いたのですが、「だっていまここにいるやん。大丈夫」と。そんなんでええんかいなと思いつつ、急いで大学院元締めに行って、それからもう一度AODに連絡して、一時間後には無事に教授のクラスロースターに僕の名前が現れたのでした。

教訓1;人に任せず自分で確認。
教訓2;意味不明なルールがあるが、ルールを無視して出来る事もある。
教訓3;親切な人に直接会うのがトラブル解決の近道。

2009年12月13日日曜日

パーティー

試験勉強の合間に投稿です。

金曜日にのりの会社のホリデーパーティーがありました。こんなにたくさん人がいるところに出るのは初めてでしたが、脩登は相変わらずいい子にしてくれてます。泣かず、騒がず、ウンコせず。おかげで二人ともゆっくり食事する事が出来ました。

会社の日本人の人たちにも初対面。とくにちかこちゃんとは同じテーブルだったのでしっかり遊んでもらいました。2ヶ月お兄ちゃん,ロミオにも再会(彼はでかくなってました。すっかりちっちゃい関取!)。僕たちも初めてお会いする日本人の方もおり、また少しコミュニティーが広がりました。脩登がお腹がすいてきた様子だったのでさっさと帰りましたが、ちゃんとたのしめました。いい子でいてくれた脩登に感謝。

大勢の人が集まっていたので風邪や最悪インフルエンザをもらわないか心配でしたが、今のところ大丈夫です。

2009年12月10日木曜日

這えば立て、

父からメールがありました。

早く孫に会いたがっている様子が伝わってきて、うれしく思うと同時に早く会わせてあげたいなと思います。不幸にもPCを買い替えてからウェブカムが接続できないらしく、何とも歯がゆい思いをしているようです。頼りになる相方、のりは(ええ、僕じゃないんです)助けにいけないし、次に役に立ちそうな弟は正月まで帰ってこないし,,,,。しばらく我慢するしか無いようです。

それはさておき、先日「這えば立て、立てば歩めの親心」と書いていましたがそれについて。なんでもこれにはつづきがあるらしいのです。昔父がそんな事を言っていたなぁとちらと思い出したんですが、ちゃんとレスポンスがありました。

その続きとは,

「這えば立て

 立てば歩めの親心

 急ぐな、

 愚痴るな、

 励まして待て」


なんとも励まされるいい言葉だと思いませんか?

2009年12月9日水曜日

授業終了、後は試験

セメスターも終わろうとしています。

今日で授業が終わり、あとは試験です。今日早速一つ済ませ、来週2つこなせば全て終わりです。いろんな事が重なったので大変でしたが、まあ頑張れたほうだと。中間試験の結果が良かったので、「また次も頑張ろう」と思えたのが大きかったですし、これだけ集中して化学合成の勉強するもの久しぶりで張り切れたのだと思います。さぁ、あともう少し!

今夜の試験ですが、前回程の手ごたえではなかったですがベストは尽くせました。全く記憶にない反応があったものの、何とか別の合成ルートを考えられましたし、最後の多段階合成は今回もしっかり解答できたでしょう。夜7時から10時までの試験でしたが、何度も見直しをして9時半には出てきました。

それにしても夜7時からの試験っておかしいでしょ?僕も最初は面食らいましたが、今まであった5回の試験はいつもこの時間。他にもそんな話を聞きますし割と普通なようです。今夜は試験が終わった時点で外の気温はマイナス8℃。さすがに「いい加減にしてくれ」と思いましたが、来週のファイナルは朝8時から。今度は朝型に切り替えないと。

2009年12月6日日曜日

脩登の独り言

お母さんには縦だっこしてもらうのが気持ち良くって、鏡の中でお母さんの胸に抱かれている自分の姿を見せてもらうのが楽しい。

お父さんの縦だっこは全然気持ちよくなくて、鏡を見ても何にも面白くない。お母さんとは全然違う。でもお父さんの膝だっこは気持ち良くて、ウンコはいつもそこでする。

2009年12月5日土曜日

冬、始まる

冷え込みが激しくなってきました。

週の中頃から氷点を下回り始め、そして昨日は一日0℃を超えなかったんじゃないかな。そうするとうちのアパートの池はこんなふうに凍ります。
しばらくするとこの氷が融けなくなり、その上に雪が降り積もり、「あの氷の上を歩けるんじゃないか?」という話をし始めると冬本番です。

いつもは「寒い、暗い、なんもない」とつらいつらい冬なんですが、今年は我が家には最高のアトラクションがいます。