2010年1月20日水曜日

勉強に気合いが必要な理由

隣のグループにいた院生を最近見ないなぁと思ってたら、どうやら放り出されたようです。

僕のラボメイトからの情報によると、先のセメスターの成績が悪かったので担当教授がサポートを打ち切り、グループにも君はいらないと、、、、、。そうなると「じゃぁ他のグループで」ってゆうてもどの教授も受け入れてくれないでしょうし、サポートが無い事には授業料なんて払える額じゃないやろしどうするんでしょ。同じ院生の立場として、自分にも起こりえる話なので笑い話としては聞けません。Graduate Student Handbookというものをよく読み返してみると、

「化学科の大学院生はすべて何らかの形での金銭的なサポートが保証されている」と。

さらには、

「授業料、学生保険、公共施設利用量等の費用も全て免除される」と。

ただし、

「学生はある一定以上の成績を保つ事を期待されており、これを出来ない学生に置いては上記のサポートを補償しない」とのこと。

一定以上の成績とはB以上。各セメスターのGPAが3以上ないとサポート打ち切りの理由になるとあります。ちゃんと勉強すれば大丈夫とはいえ、それでもクラスで誰かはCになる事を考えると「ぼちぼち」なんて言うてられません。

金銭的なサポートがしっかりしているのがこちらの大学院ですが、「その分よぅ働いてよぅ勉強せぇ!!」ということです。当たり前の事を手を抜いてやるような人はいりません、ってことなんです。授業料と給料を出してもらっている事を考えると、むしろポスドクを一人雇うよりお金がかかってるんですよね。そらシビアになるわ。

という訳で,このセメスターもしっかり頑張ります。今回の鬼門はEnzyme Reaction Mechanism。バイオケム系なのでようわからん。

0 件のコメント:

コメントを投稿