2015年9月30日水曜日

ジャーナル

啓登は幼稚園で”Journal"をしてるそうです。

絵日記のようなもので、その日習った事柄なんかを、一ページに

  • タイトル
  • 文章
と分けて書くようになっていて、タイトルは決まっててそれに関した絵と文章を書いていくというスタイルらしいのですが、脩登ですらまだ文章は書けなかったので、そこは先生に助けられつつ絵のキャプション的なものを単語で書いていました。一週間に一回”Free Choice"の日があって、その日のジャーナルは自分の好きな絵を描いてきてます。

今日、啓登の最初のジャーナルを家に持って帰ってきました。毎日一生懸命書いている様子がうかがえるのですが、いかんせん7月生まれなので去年の脩登のジャーナルに比べるとまだまだ絵が拙いのは否めません。夕食時に啓登に何の絵を描いたのか聞いてみました。

最初のページ
”My Smile"
なんか顔が3つ書いてます。
「ひろとと、おかあさんと、おとうさん。あ、なおとわすれた」
まぁいい、いい。

次のページ
”Hello"
これは、、、何の絵?
「シンケンジャー」
おお、そうか。Helloやけどな。なんでやろな。

次のページ
”Free Choice"
いっぱい人いてるな。誰?
「あんな、シンケンジャーがな、たたかってんねん」
そうか、せやからいっぱいものが飛び交ってんねんな。

次のページ、この週はFive Senses,つまり五感を習ってた様子
最初は
”I see"
なにみてるの?
「シンケンジャー」
ほう。

で次
”I feel"
何さわってるの?
「シンケンジャー」
ははぁん、

さらに次
”I Smell"
何におってんのん?
「シンケンジャー」
もうわかったぞ。

じゃあもちろん次も
”I Hear"
何聞こえたん?
「シンケンジャー」
そうやと思った。

結局Free Choiceはもちろん、その他のテーマまで8割がたシンケンジャーを書いてました。

彼の脳みそは8割のシンケンジャーと、少しばかりの家族でできていましたとさ。

2015年9月28日月曜日

調子が悪い。人も家も、、、そして妖怪が出た

相方の両親が日本に帰国されたのは、かれこれ2週間前。4人だけの生活にまた慣れてきたかというと、さにあらず。

ご両親が帰国されたときには、啓登が咳をするようになってました。発熱などの深刻な症状は出なかったので、子供用のかぜ薬を飲ませていた程度。なかなか治りきらず心配してましたが、ある日起きてくると左目が腫れぼったい。充血もしているようでした。Convenient Care に出向いたところ、結膜炎とのことで目薬を処方されてあっさり完治。「でも咳とはなんも関係ないでしょう」と。たまたま同じタイミングだっただけで、咳は依然続いてました。

そうこうしているうちに脩登が咳を始め、つづいて僕、最終的には相方まで全員。僕のケースは咳から鼻詰まり、そして蓄膿へ。鎮痛剤で抑えつつも今は快方に向かってます。

しかし相方のケース。先週木曜日に寒気を訴え、40度近くの熱。こりゃいかんとConvenient Careに連れていくとなんと肺炎ですと。幸い発熱はおそらく土曜日までで、その後は薬がなくても熱は出なくなっています。先週から炭水化物の摂取を落とすダイエットを始めていたため、発熱する以前のだるさは低血糖だと判断していたようです。しかし、肺炎はこじらすと怖い病気(いろんな人にそういわれました)、しばらく相方にはゆっくりしてもらい、俺が家のことはやったるでぇ~。



という意気込みをいなす出来事。相方が発熱した同じ日、台所の床に水たまりが。シンクの下を調べてみると盛大な水漏れ発見。自分で直そうと調べてみるものの、どこからの水漏れかわかりません。相方を医者に連れていかなければいけなかったので、取りあえず元栓を閉めて、その日はトイレの手洗いから水を汲んできて何とか急場をしのぎました。で、金曜日に大家に電話して早急に修理してくれと依頼すると「今日中に誰か行かせます。」との返事。夕方返ってくるまでには治ってるだろうと高をくくっていたのが大間違い。

誰も来ず。水は漏れる。相方は病気。

土曜日は大家の事務所はしまってて、修理の人間もおそらく働いてないでしょう。そもそも修理の人間にコンタクトするすべがありません。

ま、週末やし自分でなんとかするか。

で、金曜の夜から修理開始。水道栓の分解を始めると結構古い物なので「ははぁん、これやな」とめどが付きました。「じゃあ、明日の朝に部品買うてきて、ちょちょいのちょいやわ。ははっ。」Home Depoのおじさんに古い部品を見せたら、「ああ、だいぶふるなってるな。形変わってるで。これ買うてこうかんしぃ。」早速ちょちょいのちょいで修理完成。元栓を開いて水を出すと調子よく、、、、、、、、、、下でダバダバダバ。


振り出しに戻る。


古くなった蛇口のパッキンは交換しておくべき部品だったものの、根本的な問題ではなかった様子です。こうなったら、と徹底的に分解して調べつくしてやろうと。で、見つかりました。うちの水道栓は蛇口を引っ張り出せるSprayerというタイプだったのですが、その金属製のホースに穴か裂けがあるようで、水道栓を開くとそこからダバダバもれていたんです。原因がわかった!これさえ交換したやれば完璧に治る!

Home Depo「うちの店にはおいてない」
Lowe's 「よく似たのはあるけど、これにははまらない」
Menards 「なにこれ?こんな形みたことない。むっちゃ古いんちゃう」

全滅

最後の砦ACE「多分これやろ。もし合わへんかったら返しにおいで」
ありがとう、おじさん。

30分後 「済みません、これ返却したいのですが、、、。」

こんな時はオンラインだ。

$92
$75
$53+送料($25)

むむむ、高すぎる。大家に部品代請求してやろう。って結論付けたのが土曜の夜。どうせどこの店も月曜日まで発送しないから、大家に確認してからやな。


その間も家族四人(うち一人病人)はご飯を食べなければいけないわけで。しかし怪我の功名か、意外と「洗面所から洗面器で水を汲んでくる、とても江戸な作戦」は節水になりますな。上水道が完備されるまでは人々はこういう生活をしていたわけで、ちゃんとご飯も作れるし洗い物もできるんです(ちゃんと濯げているか心配だけど)。ほとんどの食器は食洗器でいいわけだし。

で、何とかかんとか今日月曜日にこぎつけたわけです。

「はい、大家です」

「金曜日に水道の修理頼んだ者ですけど、だれも来ませんでしたよ。だもんで、やってみたところ自分で何とかなりそうです。ですんで、修理はキャンセルして部品代だけ請求させてください。」

「うちは部品代は払いません。うちの契約業者に修理をやらせてください。」

「あ、でも問題はわかってるし、買うべき部品もわかってます。もちろん僕は作業費までは請求しませんので。」

「ですが、そういうきまりになってますので。」

「いやいや、考えてみてください。そっちの方が早いし、何よりお宅の出費もおさえれますよ。町中探しても見つからなかった部品だから、業者が持ってるともおもえませんし。」

「いや、出来かねます。うちは業者からの請求しか受け付けません。」

「え、、、、。あぁ、、、、、あっ、じゃあその業者の電話番号教えてください。直接部品があるか聞いてみます。」

「電話番号は教えれません。」

「、、、、、、、、、、、、、、、。」

絶句、絶句、絶句。

出たな、アメリカのつかえないサービスクオリティー妖怪め。
ならば、必要もない法外な料金を払ったうえで、レビュー欄に罵詈雑言を書き並べられる苦難を味わうがいい。

「とにかく、病人抱えてむっちゃ困ってますので、絶対に今日誰かよこしてください。」ブチっ!(電話線と血管の音)

皆さんこの妖怪はここいらには蔓延しているのでご注意を。

2015年9月4日金曜日

ピカピカ君

脩登の学校(Kindergarten)が始まって2週間です。

初日はドキドキしてましたが(親が)、友達にも恵まれて楽しくいってる様子です。


いろいろ日本の学校とは違い、こっちは知らん事ばかりです。
脩登の行ってる学校は8時45分始業です。が、学校には8時20分まで入れません。つまり25分の間にみんなが、わぁーっとやってくるんです。せわしないですね。相方が送って行ってるんですが、早く行き過ぎたときには扉の前で待ってるんですって。で、教室が開くのが8時35分。それまでは廊下で待ってるんですって。

で、下校は3時。今日僕は初めて迎えに行ったんですが、3時のベルが鳴ると、Kinderの生徒は先生と一緒に扉の外に出てきて、そこでピックアップ。相方のアドバイスによると2時50分より前につくと学校の車寄せに入れれるそうですが、今日は見積もりが甘く、学校の横の道路に路駐。みんなが同時に迎えに来るので、学校周辺はたいそう混雑してました。

送りも迎えも、時間のウィンドーが狭い。見積もりが大変です。