今日はその100歳を超えた機関車が月一回運転される日でした。「脩登もきっと喜ぶやろ」と出かけたのですが、大人も実に興味津々。なにしろ蒸気機関車が本当に走っている所なんぞ2人とも見た事無かったもんですから。高速を20分くらい走るとモンティセロに着くのですが、出口まで2マイルの表示が出た所で左手に煙が!!なんとその百歳くんが客車を引いて、すぐ脇の線路を走っているじゃありませんか。スヤスヤ寝ている息子をよそに、すっかりテンションが上がるアラフォー2人。
ピカピカでした、100年前のもんとは思えんくらい。丁寧に丁寧に修理しはったんでしょうね。鉄道マニアの質問に答えている機関士、運転士のおっちゃん達も誇らしげでした。いるんですねアメリカにも、テッちゃん。他にも三脚もって走り回ってる人もいましたし。
脩登はというと威圧感と音の大きさにビビっていたようで、最初近くにいる間は僕の首にしがみついて離れませんでした。ところがお客さんを乗せた機関車が出発していってしまうと「ギャー、ゴーゴー(行こう、行こう)」と機関車が走り去っていってしまった方角を指差し、大粒の涙を流す始末でした。
その後アラートンパークでピクニックをした後に、もう一度博物館に戻り、今度は機関車が到着する所を見ました。相変わらず音にビビってましたが、本人はとても楽しんでいたようで、撮影したビデオをPCに落としてるのを見つけるとすかさず奇声を上げて駆け寄ってきて、一通り見終わるまで画面に釘付けでした。
同じ画面に機関車と自分が写り込んでいるのが好きなようで、それを指差しては満面の笑顔を見せてくれます。一つ彼に取っての宝物が出来たのでしょうか。