ご両親がイリノイにいてる時の事、洋裁が趣味の(趣味というよりセミプロです。相方のワンピースなんぞもとてもいい出来で)お母さんのお買い物に付き合っていた相方、ふと
”ハロウィーンのコスチューム、自分で作ったろかしら”
なんて思いついちゃって、勢いで材料を買い込みました。しかし、さあ作り始める段になって
”げげ、思ってたより大変やぞ”
と分かっても後の祭り。お母さんの助けを受けて、というよりお母さんがすべてを引き受けてくださり、首から下は完成していました。それをはたで見つつ、
「あんなん絶対できひんかったわ。作るのは今年が最後。来年は絶対に買う。」
と早々に宣言し、取りあえず今年は、と週末に何とか完成させました。
今回の子供たちのリクエストは恐竜。ティラノサウルスとスピノサウルス。二人からの注文は細部にまで至るもので、恐竜の図鑑を引っ張り出しては
「あんな、スパイノソーラスはな、手の指が3本やねん。でな、足の指は4本やねんけどな、一本はちいちゃくて見えへんねん。ほんでな、あのな、あのな、背中にこんなん付いてるねん。顔はアリゲーターみたいにな、長いねん。」
とまあ、古生物学者か!ってゆうくらいのコメントが並べられて相方はタジタジ。
「ガオーゆうてたら恐竜ちゃうんかい」
と言いつつ、二人の満足するものを作り上げました。立派。
今日は本番。啓登は朝からカバンに自分のスパイノソーラスを詰め込み、幼稚園のハロウィーンパレード、相方の会社でのトリック・オア・トリート、さらにさらに夕方うちでのパーティーへと心をはせて出かけていきました。さてさてどうなりますことやら。こうご期待。
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