2010年6月26日土曜日

Space Mission 2010

相方が働く会社、Wolfram Research/Alpha のカンパニーピクニックには、社員とその家族が招待されます。今年のピクニックは"Space Mission"っちゅうテーマで、隣町ラントゥールの航空博物館を貸し切りで開かれました。



会社の人があれこれ考えて、子供達には工作コーナーがあったり、カップケーキコンテストがあったり、プレゼントがあったり、ロケット(おもちゃ)の打ち上げがあったりととても楽しめるようになってます。大人はというと、いつもとちょっと違う所に出かけて、ご飯食べて、おしゃべりして、家族サービスもしちゃうよ、って感じでむっちゃ気軽です。僕らも脩登を連れて出かけてきました。彼にはいろいろまだまだ早すぎますけれども、空気に慣れといて来年は、ね。



会社の日本人のみなさんと一緒のテーブルを囲んでご飯を食べたんですが、今回は最近会社に入られたハヤサキさんも一緒でした。なじみのあるイントネーションなので聞いてみると大阪は本町のご出身、高校も天理だったそうで僕が法隆寺出身だと告げると、「毎日通学で通ってたよ」と懐かしがってくださっていました。

実はこの人、すごい人だったんです。イリノイ大学は体操が結構強いんです。全米のランキングでもベスト3に何度も入り、前回の北京オリンピックにもジャスティン=スプリングという代表の中心選手を送り出しています。その体操部の監督さんが日本人である事は前々から聞いていたのですが、昨日お会いしたハヤサキさんがまさにその人だったんです。そんな人がなぜ Wolfram に?なんですが、30年つとめた体操部のヘッドコーチはそのジャスティン君にポジションを譲って引退されたばかりだそうです。

「西海岸へでも引っ越ししてのんびりするつもりやってんけど、また新しい事に挑戦するもの面白いし,家内も、やっちゃいなさいよ、ってゆうてくれたんでね」

「で、実際やってみるとやっぱり面白いんよ。俺は会社の製品の事はよう分からへんけれども、コーチ時代に身につけたチームワークの築き方は会社でも使える。」

「せやからね、この歳でまたわくわくしてる。」

ご自身も現役時代、全米学生、はたまた全米のタイトルを複数お持ちなようで(帰宅後にググりました)今でもすごい腕(相方は感心しきりでした)、分厚い手、しゃきっとした背筋をされていますが、その気持ちのはつらつさがそういった体からの印象をさらに強いものにしている感じです。高校を卒業後すぐに渡米(船で!)したのが1965年とおっしゃっていたので僕らの一世代上、と言ったお歳だと思いますが、まだまだまだまだこっちも負けそうなくらいエネルギッシュな方です。家の親父もソフトボールで秋には全国大会(シニアのん)。日本の熟年世代はまだまだ元気。僕ら中年、もっと若い青年、少年、もっと頑張りましょう。

もう一つ。10歳の娘さんはゴルフをされているそうです。ベストスコアを聞いたらびっくりするような数字やったし、血は確かやし、数年後に「ハヤサキ」って名前の女子プロが出てきたら「ああ」なんて思っていてください。

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